旅行を楽しむための方針について
今年もGWを利用して車中泊の旅を決行しました。帰路で渋滞に巻き込まれ、時間を楽しく過ごす術を失ったので、この記事を書いています。ツイキャスやインスタライブにもチャレンジしましたが、SNSに費やす時間が減るとともに身内グループは消え去った上、カリスマ性があるわけでもないアカウントで配信しても虚しいだけでした。時間・労力を注がなければ消滅してしまう程度の人間関係ばかり築いてしまうと、楽しいのは一時的ですね。人望や能力でたくさんの人に囲まれたい人生です。
本題に入ります。私はよく旅行をします。そして、旅行をする度に考えます。
「せっかく旅行に来たのだから、ここでしかできないことをして、ここでしか食べられないものを食べよう。」
これが混乱の元になります。「ここでしかできないもの」「ここでしか食べられないもの」とは何でしょうか。まず、食事として、全国展開されている店、食は除かれることになるでしょう。丸亀製麺、牛角、コンビニ飯なんてもっての外でしょう。この時点で食事をすることができるお店がだいぶ絞られます。
同時に「今、自分は何が食べたいだろうか。」も問題です。「せっかく来たのだからご当地の食を」と反射的に食事をとることもできますが、食べたいものと一致していなければ満足度が大幅に低くなってしまうどころか、ストレスに感じることすらあります。
上記の二つ、「ここでしか食べられないもの」「今食べたいもの」を考慮した上で、「博多 ラーメン 1位」「呼子 いか 佐賀」などと検索して探すわけですが、ここでもう一つ問題が生じます。
値段です。「今食べたいもの」「ここでしか食べられないもの」に「値段に相応なもの」「これならこのくらい払ってもいいと思えるもの」が加わります。「旅行なのだから、何も気にせずバーっと金を使ってしまえばいい。」と切り替えることもできますが、後の生活を考えないわけにもいかず。
そもそも、「行きたいところも食べたいものもないのにどうして旅行するんだ。」という話ですが、旅行するために旅行したい時もあるわけでして。
東京や大阪のように何でもある場所に行く時ですら、いや、むしろ何でもありすぎるからこそどうしようか迷って何もできなくなってしまいます。
「せっかくの休みを無駄にしたくない。」「ここでしかできないことをしたい」という考えを捨てない方向でいくなら、以下のようなポイントを押さえておけばいいのでしょう。毎回帰る頃にこんなことを考えている気がします。
①何をしにいくのか、最低でも一つ決めておく
②お金を出し惜しまなくてもいいように、予算を決め、範囲内ならいくら使ってもいいことにする
③最終的に楽しい時間を過ごせれば何でもいいわけですから、「〜しなければならない」にこだわらない。
③は旅行についてだけの話ではないと思います。
最終的に「楽しかった」といえれば過程で何が起ころうと、波瀾万丈な人生を構成するひとつの要素でしかありませんから、嬉しいことも悲しいことも全部楽しんでいきましょう。
刺激的な人生を。